解説

その版に特有のプロダクションノートの短いセクション(使用されている書体の説明など)で、作品の末尾に置かれることが多い。

例1 — 見出し付きの奥付(colophon)

ラベルはaria-labelledby属性で識別します。

<section role="doc-colophon" aria-labelledby="col">
   <h2 id="col">Notes on the Type</h2>
   …
</section>
例 2 — 見出しのないプロローグ

ラベルはaria-label属性で提供します。

<p role="doc-colophon" aria-label="Colophon">
   This edition was set on Linotype …
</p>

ARIAとの関係

doc-colophonsectionロールからセマンティクスを継承します(つまり、関連コンテンツのコンテナを表しますが、ランドマークではありません)。

使用方法

doc-colophonは、通常、奥付が複数の段落で構成されている場合、 sectiondiv要素で使用しますが、奥付が見出しのない単一の段落である場合は、pタグで使用できます。

role属性に認められる値についての簡易リストは、EPUBタイプによるARIAロール製作ガイド(EPUB Type to ARIA Role Authoring Guide)対応表をご覧ください。正式なリストは、HTMLのARIAについて(ARIA in HTML)を参照してください。

関連リンク